たみこの海パック

南三陸の旬でおいしい海産物を
全国に発信する地域商社へ。

代表 阿部 民子さん

南三陸町の複数の水産加工業者と提携し、地元の選りすぐりの海産物を詰め合わせにした「たみこの海パック」を全国へお届けしています。東日本大震災では、南三陸の漁業は大打撃を受け、漁業者は廃業に追い込まれていました。加工場も流され、販路もない状態でした。そこで、震災前に自分の家で穫れた海産物をお歳暮として親戚や友人に送り好評だったことから、南三陸の海産物を自分で売っていこうと一念発起し、2012年10月に事業を立ち上げました。
現在は、海藻を使った加工品づくりや、かきやあわびなど南三陸の海産物の詰め合わせ商品を販売および商品開発しています。南三陸のことを、漁業のことをもっと知っていただけるように、生産者の想いやストーリーを伝えられる販売を心がけています。代表商品は、「楽ちんわかめ」です。塩蔵わかめをカットして、塩分を抑えることで、塩抜きや切る必要がない手軽な商品として開発しました。社員は全員女性ということから、女性ならではの目線で、忙しい主婦や料理が苦手な人などでも使える「簡単」「手軽」「便利」な商品を中心に開発しています。
職場では、一人ひとりにあったワークライフバランスで働くことを大切にしています。子育てや介護など、家庭と両立しながら働くことができ、1日8時間の社員もいれば、短時間勤務の社員もいます。みんなで助け合って仕事をする、という職場環境です。2017年には東京からの移住者が仲間入りしました。いろいろな人が集まって、いろいろな意見を出し合いながら、より良い商品を作って行く、それがモットーです。
現在、「たみこの海藻 .deli」という新商品を開発中です。忙しい主婦や料理が苦手な人が手軽に使える「混ぜるだけ」「かけるだけ」「注ぐだけ」の便利な商品です。これからも、お客様の目線で新たな価値を創出し、お客様と生産者を笑顔にする。そんな商品をお届けしていきたいですね。

塩分を抑えたわかめをカットすることで手軽に使える「楽ちんわかめ」。

みんなでアイディアを出しあう、和気あいあいとした社風。

いつも商品について話しあっています。

中堅社員が語るキラリVOICE

東京で長年働いた後、2017年9月に南三陸町に移住してきました。それまで10数回、震災後の漁業ボランティアで南三陸を訪れていました。漁業者の皆さんと接するうちに、衰退しつつある漁業の活性化に繋がる仕事に従事したいという思いがわきあがってきたのです。それには、漁業者のストーリーがきちんと伝わる商品を開発・販売することが重要と考えていました。そんな時、民子さんの活動を知り、その思いに共感しました。私たちが、海産物に工夫を加えて売ることで、漁師さんたちも生活が潤い、地域が元気になる。その手助けができればと思います。
都市部と南三陸の企業の違いは、みんながお互いに配慮をしながら取り引きをしていることです。ムリな要求をせず、とても良好な関係でビジネスができています。関係が近く、こちらが頑張ればそれだけ応えてくれます。
職場の中は風通しがよくて、少ない人数だからこそ本音で意見を出すことができます。社員も、取引先も距離感が近くて、みんな協力しあってやっている雰囲気でとても居心地よく感じますね。決められた時間内で仕事を終えることが優先されますので、作業効率化を考え自分をマネジメントする力が身に付きます。仕事とプライベートの時間がきっちり分かれていて、自分の状況にあった働き方ができるので、ワークライフバランスもとりやすいと感じています。

  • 井口 雅子さん
  • 出身地/東京都
  • 趣味/シュノーケリング、創作料理
  • 移住歴/4ヶ月

<会社概要>

たみこの海パック

  • 業種/小売業
  • 業務内容/海産物の加工・販売
  • 設立/平成24年
  • 資本金/300万円
  • 代表者/阿部民子
  • 従業員数/3名
  • 所在地/宮城県本吉郡南三陸町戸倉長清水9-3
  • 電話/0226-46-9661
  • WEBサイト/https://www.tamipack.jp/
掲載日(平成30年3月)

求める人材像

まず第一に、南三陸が好きな人ですね。職場では雇う側、雇われる側という関係ではなく、お互いに助け合い、みんなでアイディアを出し合いながら新商品や販路先を見い出して行く。そんな感覚で仕事をしていきたいので、企画を考えるのが好きで、伝え方が上手な人が望ましいですね。南三陸の一次産業に光を当て、南三陸の良さを広く伝えていく役割を果たしていきたい、その思いに共感していただける人。南三陸の良質の海の幸を、丁寧に、食べやすく詰め合わせて全国へお届けしていますので、そういう点では、手の器用な人がいいですね。

代表
阿部 民子さん