三養水産株式会社

長い歴史はチャレンジの積み重ね。
石巻の牡蠣を、独自の技術で世界のブランドへ。

代表取締役 辻 尚広さん

日本の養殖牡蠣が世界的産業となる基礎づくりを果たした宮城新昌氏。大正12年に垂下式養殖法を考案し宮城県などで実用化に成功。種牡蠣の生産と技術者の養成につくしました。宮城氏の親戚筋に当たる当社の初代社長・辻隆三も共に牡蠣の研究開発に情熱をかけ、宮城氏を支えながら石巻地域を牡蠣の養殖・稚貝の一大生産基地にしてきました。
当社はこの宮城氏の牡蠣に対する思いを引き継ぎ、昭和34年、三養水産として創設。以来、牡蠣を主体とした加工をはじめ多くの事業を行ってきました。平成21年には、従来ではあまり流通されていない生食用の冷凍牡蠣を開発。平成22年には経済産業省の地域資源活用事業に認定されています。
宮城氏のチャレンジ精神はDNAのように当社に継承され、現在もさまざまな挑戦となって新製品を生み出しています。特に、牡蠣の冷凍にはこだわり、凍結温度や時間を何度も繰り返し調整し、生鮮と変わらない新鮮さ、食味、食感を再現。生食用の冷凍シェルオィスター「新昌」は、むきたて生鮮牡蠣とほとんど変わらぬおいしさを実現し、多くの飲食業者から圧倒的な支持をいただいています。これらの挑戦の結果、下請けが多い業界において、当社は自社製品、自社ブランドを中心に独自の販路を広げています。
牡蠣は世界で食され、その市場の大きさは計り知れません。そこに私たちがどういう提案ができるかが企業発展のカギです。他社とは違う新たな価値創造的な商品加工、商品づくりを行い、それを市場に対して常に発信することが求められています。当社では牡蠣と山海の幸を組み合わせたジュレなど、時代や市場の変化を見すえながら、新しいことにチャレンジしています。「三養水産がまた何かやっているな」と思われる会社でありたいと考えています。自分で戦略を練り、結果が出るととても嬉しいものです。そんな喜びを共有できる人を求めています。牡蠣はおいしさも、市場も可能性が無限大です。

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ほや串の串し刺し作業。

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本社事務所。

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オイスターシューター充填作業。

中堅社員が語るキラリVOICE

まったく違った業種から転職しました。海に関わる仕事がしたかったこと。また、今まで経験したことのない新しい分野でチャレンジできそうだと思い入社しました。現在、工場長としてスタッフのシフトや製造管理などを行っています。鮮度などの関係で製造や出荷などのスケジュール管理は大事です。残業をさせず段取り通りに終えた時は、ちょっと充実感を感じますね。特に衛生管理が大事ですが、過去にISO規格の認証取得に携わってきたので、その経験を活かし作業環境の改善に努めています。危険な作業の回避なども、新人の気持ちになってアイディアを出し、社長に提案しています。社長も新しいことへの挑戦が好きなので「よし、やってみよう」と、社員の意見を積極的に採り入れてくれます。それが私たちのモチベーションにもつながりますね。意見に耳を貸しながら、同じ目標に向かって一体となって仕事に向かう。そんな職場づくりがわが社の目標です。作業時間や休日の取得など、福利厚生の面の改善も進んでいます。よく水産加工業は労働時間や環境が厳しい業界といわれます。私も入社前は不安でしたが、実際にそんなことはありません。休日は夫婦でお酒を愉しんでいます。酒の肴を新しく考えるのが大好きで、自信作ができると社長に「商品にしてみませんか」と提案しています。実際に商品化され、宮城県水産加工品品評会で受賞したことがあります。チャレンジが形になるととても嬉しいですね。

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  • 今野 輝さん(40歳)
  • 出身地/宮城県河南町
    (現 石巻市)
  • 趣味/釣り、料理、DIY

<会社概要>

三養水産株式会社

  • 業種/メーカー
  • 業務内容/水産加工業
  • 設立/1925年
  • 資本金/1,500万円
  • 代表者/辻 尚広
  • 従業員数/21名
  • 所在地/宮城県石巻市流留字家の前10-10
  • 電話/0225-24-1313
  • WEBサイト/http://sanyou-suisan.com/
掲載日(令和元年12月)

求める人材像

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当社の使命は、石巻の牡蠣を世界で通用するブランドに育てることであり、その一翼を担う人を求めています。海外営業ができ、創造力、企画力に長けている人を望んでいますが、経験が浅くても、チャレンジ精神を持ち、自分で新しい市場を拓きたい、新しい商品を生み出したいという情熱を持っている人は大歓迎です。私たちは常に最新の市場・商品情報にふれることが大事で、そういう意味で地域産業の最前線に立つことができます。

代表取締役
辻 尚広さん