一般社団法人まるオフィス

しなやかに、そして確実に、
若い力をぞんぶんに活かして
気仙沼のまちづくりに貢献。

代表理事 加藤 拓馬さん

気仙沼のまちづくりの一翼を担えればと、2015年の春に立ち上げた一般社団法人です。現在は気仙沼港に面した「気仙沼海の市」2階の「スクエアシップ」の一画に事務所(気仙沼市移住・定住支援センター)を構えています。
活動としては、「地域協育事業」、「移住推進事業」、「若者支援事業」の3つを軸にしています。簡単に説明すると、順番に、次世代ローカルリーダーの育成、移住者の定住支援、市内在住の若者が何かに挑戦する際の支援、となり、3つの軸それぞれに3名のスタッフがついて活動しています。スタッフのキャリアも含め、専門性の弱さは否めませんが、そのふわっとした緩さが(笑)、逆に地元の方々に受け入れられているのかな、とも思っています。
私は現在、こちらに家族と住んでいますが、出身は兵庫県で大学時代は東京で過ごしました。震災の時はちょうど大学卒業時で、唐桑在住の知人の安否を確認するため現地へ行ってみたんです。海外ボランティアでワークキャンプの経験などがありましたので、なんとかなるだろうと。安否が確認できた後、瓦礫の撤去などを手伝っているうちに、そのまま知人宅に居ついてしまったんです。復旧の手伝いをしながら、街全体のメンタルが落ちているように思えて、このまま東京に帰るのはなんだか薄情だなぁ、何か自分にもできることはないかなぁ、といろいろ考えるようになって・・・。結局、とある企業から内定を貰っていたのですがお断りして、そのままこっちへ引っ越して来てしまった、という次第です。
最初は漁師の支援活動から始めました。漁師体験プログラムを作ったりして。でも活動しているうちに、伝えたい相手がだんだん観光客から地元の次世代に移って行ったんです。まちづくりをしたいなら相手が観光客ではないと気付いたんですね。そこで前述の3つの活動軸を掲げ、法人として取り組める体制を整えたんです。そして今は「気仙沼が持続可能な街になれること」を目標に活動しています。
今後の課題は、自主財源をどうやって増やすかです。現在は行政発注の委託事業からの収入や助成金が殆どなので、自分たちも「持続可能な法人なれること」が目標です。

「気仙沼市移住・定住支援センター」の窓口で相談にのる千葉さん。窓口は「気仙沼海の市」2階の「スクエアシップ」内にある。

「じもとまるまるゼミ」でホタテの耳吊り作業やいかだに吊す養殖漁師体験をした際のヒトコマ。

スタッフのほとんどが宮城県以外の出身者で構成されています。

中堅社員が語るキラリVOICE

気仙沼市移住・定住支援センターでコーディネーターを担当しています。気仙沼に移住を考えている方に物件をご紹介するだけでは不動産屋さんと変わりありませんから(笑)、UIターンされた方の暮らしがより充実するようなフォローを行う仕事をしています。例えば、既に移住された方への就職に関するご相談、空き家を貸したい売りたい・借りたい買いたい方へのマッチング、こちらで仮住まい体験をしてみるお試し移住プログラム、東京や仙台での交流会、住んでみるとよく分かる(笑)地元の魅力を紹介するワークショップ、などを行っています。
私は去年(2017年)の4月から勤務しています。気仙沼市の嘱託員に採用されてからこちらに派遣、という形です。それまでは東京で経理事務の仕事を6年間続けていました。震災の年に大学を卒業して東京で働いていたことになります。ノルマや売上ばかりを追うような職場にいるうちに、だんだん「自分は何をやっているんだろう?」といった虚無感を覚えるようになって。自分の仕事が誰かの役に立っている実感が欲しくなってきたんですね。
それならいっそのこと生まれ育った気仙沼に戻って仕事をしようと思い立ち、東京で就職活動をして、気仙沼市職員の求人募集を見つけ、応募しました。今では、自分の仕事が可視化できたというか、手応えも凄く感じているので、いい仕事に転職できたと実感しています。
東京での就活は、こちらの情報を見つけられなくてとても大変でした。私の場合は東京での交流会に参加できたことが大きかったんです。私の他にも地元で再就職したい人たちは潜在的にも大勢いらしゃいますので、そういった方々の助けにもなれればと思っています。

  • 千葉 可奈子さん(32歳)
  • 出身地/宮城県気仙沼市
  • 趣味/映画鑑賞

<会社概要>

一般社団法人まるオフィス

  • 業種/その他
  • 業務内容/地域協育事業、移住推進事業、若者支援事業
  • 設立/平成27年
  • 代表者/加藤拓馬
  • 従業員数/7名
  • 所在地/宮城県気仙沼市唐桑町松圃234
  • 電話/080-1456-4251
  • WEBサイト/http://maru-office.com/
掲載日(平成30年3月)

求める人材像

20〜30代で自動車免許を持っていてパソコンが使える事が最低条件でしょうか。男女は問いません。一緒に企画を考えてくれて、何かしらの表現ツールを持っている方がいいですね。文章が書ける、写真を撮れる、動画の編集ができる、イラストが得意、などなど。弊社は発信が課題ですし、自主財源を作るために広告などの仕事もやろうと思っていますので。

代表理事
加藤 拓馬さん